■ 日本全国の選挙で起こり得る問題
今回の伊東市議会議員選挙で起きた問題は、決して伊東市だけの特別な事例ではありません。
日本全国のどこの市町村選挙においても、同様の不透明な問題が潜んでいる可能性があります。
「あなたの街の選挙でも、票は本当に正確に数えられているでしょうか?」
私たちは、この問いを一人でも多くの市民に考えていただきたいと思っています。
■ 選挙管理委員会の構造的な問題
多くの方がご存知ないと思われる重要な事実があります。
それは、選挙管理委員会の委員が、市町村議会によって選任されているという点です。つまり、選挙で選ばれる立場の議員側が、選挙管理委員の人事を事実上決める構造になっています。
つまり、選挙で選ばれる立場の議員側が、選挙管理委員の人事に影響力を持つ構造になっています。
本来、選挙を厳正に管理・監督すべき機関が、政治的側面と完全に無関係ではいられない――この構造的な課題は、多くの市民が共有すべき重要な視点であり、課題であると考えられます。
私たちは、選挙管理の仕組み、そしてその構造そのものについても、より高い透明性と信頼性を確保するため今後の議論が必要だと思います。
■ 過去の教訓に学ぶ(2013年・高松市の事例)
記憶に留めておくべき前例もあります。
2013年に行われた高松市議会議員選挙などでも、開票作業における票の取り扱いを巡る問題が浮上しました。過去にもこうした事例は起きており、決して机上の空論ではなく、今後も起こり得うる現実的なリスクなのです。
■ 私たちが求める制度改革
今回の活動を通じて、私たちは以下の具体的な制度改革を実現したいと考えています。
- 開票作業の完全録画の義務化
- パソコン集計結果と実際の票の厳格な照合手順の明文化
- パソコンによる情報管理の透明性(遠隔操作、バーコードの問題、ディスプレイでの表示)
- 市民立会人制度の導入
- 情報公開の徹底
- 期日前投票における票の管理・保管手続きのさらなる厳格化
- 選挙管理委員会の選定の透明化
- 適切な投票資格確認なしに、当日による有権者としての投票
これらの仕組みを整えることによって、選挙の過程をより透明にし、誰もが結果を信頼できる選挙制度へと発展させていくことができます。
■ 特定の政党・政治家とは無関係の活動です
この活動に反対する合理的な理由は、「本来存在しないはず」と考えております。
選挙の公正性を求めることは、特定の立場に有利・不利をもたらすためのものではありません。
保守であれ革新であれ、与党であれ野党であれ、公正な選挙によって選ばれた議員こそが、真の民意を代表できるからです。
つまり、選挙の透明性を求めることは、あらゆる政党・政治家・市民にとって共通の利益です。
- 「選挙結果が正確であってほしい」――これに反対できる人は、誰一人いないはずです。
- もし選挙結果が正確であったなら、票の再確認によってそれが証明されます。
- もし不正確であったなら、それを明らかにすることが民主主義を守ることになります。
どちらに転んでも、票の真実を明らかにすることは、すべての人にとって正しいことです。
この活動は「特定の政治的立場」では全くありません。
「選挙の公正性は、私たち全員の共通の財産」です。
左も右も関係なく、すべての市民にとって選挙の公正性は守られるべきものであり、あらゆる政治家にとっても公正な選挙制度は共通の基盤であるはずです。
■ あなたの関心が社会を変える
一人一人の市民がこの問題に関心を持ち、声を上げること。
それこそが、私たちの民主主義を守る最も確実な力となります。
今回の伊東市における地道な活動が、伊東市だけにとどまらず、日本全国の選挙の透明性と信頼性を高めるきっかけとなることを、私たちは心から願っています。
